というわけで、デッキを引き切れるかどうか・引き切ったあとにすべてやりたいことができるかどうかの判定として、実質総枚数・総アクション数・総金量を数えてみようとお話を過去3日に分けて書いてみました。
例えばこんなデッキ。
総金量は、市場(1金)+民兵(2金)+銀銀金金金で16金。
総アクション数は、村(+2アクション)×2枚+市場(+1アクション)+初期1アクションで6アクション。打つアクションカードは6枚のため十分(礼拝堂はもう打たないので除外)。
そして実質デッキ枚数は、1ドローする村と市場を除いた9枚。これを「打てば手札が2枚増える」鍛冶屋を2枚打つことで引き切れる、と判断できます。引き切れば属州2枚が買えますね。
※ただし、相手も民兵を打ってくるなら手札は2枚減るため、このままでは引き切れません。
さて、それはいいんですが。
見事引き切って属州2枚を買ったとき、当然ですがデッキはこうなります。
デッキ内の総アクション数・総金量は変わらないものの、総枚数は2枚増えているため、次のターンに引き切ることができなくなってしまいます。
もし次のターンも引き切りたいなら、増えた属州をなんとかするカードを入れる必要がありますね。
「なんとか」ってなんだ
たとえば属州2枚でなく、属州1枚と研究所1枚を買えば、総アクション数は変わらず、1枚増えたデッキもその研究所で引くことができます。
あるいは、実際には属州は手札に入れておく必要はないため、地下貯蔵庫などでチェンジしてしまえばいいでしょう。
16金出せて、1ターンに属州2枚買えるデッキができた、と言っても、それはこのターンだけだけか、以降も安定して16金出せるのか、では大違いです。