#197 ハーレム算
コスト6で、プレイすれば2金の価値で、そして持っているだけで2点になるカード。ハーレムによる点数行動について、まとめてみます。
うっかり気付かずに、勝てるゲームを落とさないよう。
手札:
たとえばこの鉱山、打たなくても8金ありますが、打って銀貨をハーレムに変えて・・
プレイ:
手札:
この8金で属州を買えば、あわせて8点獲得できます。終盤なら必ずやるべきです。
手札:
ということは、この手札では、鉱山で金貨をハーレムに変えれば同じく8点獲得です。3金出すカードを2金出すカードに変えると聞くとなんだか不思議な感じですが、もし属州が残り1枚で、相手と7点差、なんていう状況であればやるべきですね。
手札:
あるいはこの手札から、玉座の間により鉱山を2回打ち、それぞれ銀貨を金貨に変えれば8金にはなりますが、それで買う属州が7枚目で買いづらかったり(参照:#31 7枚目の属州問題とは)、8枚目でかつ6点を超える点差がついているのであれば、ここは8金を出すことを目的とせず、それ以外の方法でできるだけ点数を稼ぐべきです。
ここでは鉱山により、銀貨2枚をハーレム2枚に変え、6金で公領かハーレムを買う、とするべきでしょう。公領購入で計+7点、ハーレム購入で計+6点になります。
手札:
逆に、祝祭だけでは7金しか出ないこの状況で、鉱山でハーレムを金貨に変えることで8金となり、属州を買えるようにはなるものの、ハーレムを失う分を考慮すれば+4点にしかなりません。それでも残り1枚の属州を買って勝てるという状況ならやるべきですが、そうでないならこれをしていいかどうか、よく考えるべきです。
手札:
同じく、改築でハーレムを廃棄して属州に変えることはできますが、それは+4点にしかならないことに注意です(ハーレムの代わりに貴族でも同じですね)。
手札:
最後に、ポーションもまた財宝カードであることを忘れないようにしましょう。
この手札なら、鉱山でポーションを銀貨に変えてもハーレムに変えても5金になりますが、ならばハーレムに変えた方が得ですね。
そして、これらはすべて自分だけでなく、対戦相手も同じようにできるということを考慮すべきです。
たとえば自分が7枚目の属州を買うとき、それによって相手に7点差をつけることができればセーフティーリードであると考えがちですが、相手に一番上の例のような「鉱山でハーレムを獲得しつつ属州購入で+8点」プレイをされると負けます。その状況ごとに、セーフティーリードとなる点差を把握しましょう。