ブドウ園
勝利点 コスト:ポーション
あなたが持つアクションカード3枚につき1点(端数切捨て)。
庭園はデッキを厚くし、公爵は公領と一緒に獲得することで自身の価値を高められるわけですが、ブドウ園は同じくアクションカードを集めることが目的になります。
ただし、デッキの構成は大きく異なります。
庭園や公爵で点数を稼ごうと思った場合、デッキは銅貨や銀貨であふれ、アクションカードの濃度は薄くなるため、引き切りをすることはできません。
しかしブドウ園の場合、引き切りデッキを作りながらもこれを集め、点数を稼ぐこともできるわけです。
引き切りながらブドウ園
例えば、#26で書いた引き切りデッキの例を。
【第8ターン】
手札:
山札:
ここから引き切って、「鉱山で銀貨→金貨、改築で銅貨→地下貯蔵庫」とすると書いていますが、もしブドウ園があるなら。鉱山では銀貨→ポーションとして、7金+ポーションと2購入で市場とブドウ園を買ってみましょう。このときのアクションカードは13枚。
【第9ターン】
手札:
山札:
村→地下貯蔵庫で4枚チェンジから・・
プレイ:
手札:
山札:
捨札:
鍛冶屋→村→鍛冶屋→村→鍛冶屋で11ドロー・・
プレイ:
手札:
山札:(なし)
捨札:
残り4枚を、市場→市場→村→地下貯蔵庫(ブドウ園を捨てる)で引けば、実質引き切りです。
プレイ:
手札:
山札:(なし)
捨札:
鉱山で銅貨→銀貨、改築で銅貨→地下貯蔵庫とし、8金+ポーションと3購入で、村・市場・ブドウ園を買います。これでアクションカード数は16枚。ブドウ園は5点に。
以降はこれを繰り返し、毎ターンアクションカードを3枚ほど増やしながらブドウ園を買えば、そのうちブドウ園の価値は属州の6点を超えます。
ブドウ園が他のプレイヤーに取られそうなら鉱山を銀貨→ポーションとしてポーション枚数を増やし、1ターンに2枚3枚のブドウ園を買うようにしてもいいでしょう。ブドウ園が枯れた後は、鉱山でポーション→金貨、その金貨を改築で属州に変えれば無駄がありません。