変成で廃棄の対象とするカード、序盤は屋敷か銅貨になるわけですが、銅貨を廃棄すると変成を獲得することになります。つまり変成は簡単に自己増殖できるカードであるわけです。
かつて「無視してもいい」とまで書いた変成、増殖させたいと思うときはそう多くないわけですが。もしブドウ園があるなら。
変成とブドウ園の両方があるこんなサプライで、1周目にポーションを買い、そのポーションで2周目に変成を買ったとしましょう。それ以外のターンは前駆者を。
【第5ターン】
手札:
山札:
変成で屋敷を廃棄し、金貨を獲得して、3金で前駆者を買います。
【第6ターン】
手札:
山札:
捨札:
2枚の前駆者を打つことで、1枚目で捨て札の変成を山札の上に乗せ、2枚目でそれを手札に引き、それを打って屋敷を金貨に変えて、ポーションで2枚目の変成を買います。
【第7ターン】
手札:
山札:
6金でポーションをもう1枚買います。
【第7ターン】
手札:
山札:
捨札:
2枚の前駆者により捨て札のポーションを手札に入れ、変成で銅貨を廃棄して変成を獲得し、ブドウ園を買います。
【第8ターン】
手札:
山札:(なし)
捨札:
リシャッフルを避けるために前駆者は打たず、変成で銅貨を廃棄して変成を獲得し、ブドウ園を購入します。
というように、以下変成で変成を増やし続けることでブドウ園の価値を高めつつ、手札んいポーションがあればブドウ園を、ポーションがなく金貨があるなら前駆者などを買っていき、必ず「いまデッキ内にあるアクションカードの枚数」を把握しながらゲームを進めていきます。
終盤は銅貨がなくなっていくかめ、変成で変成を廃棄して公領を獲得するなどしてもいいのですが、それによってアクションカードが18枚から17枚になるなど、ブドウ園の点数が減るようなら注意が必要です。すぐに前駆者などを買い戻せるとか、まだゲームが終わらないなどの状況でないなら避けるべきでしょう。