はじめてのドミニオン

カードゲーム「ドミニオン」の基礎的な攻略をあなたに

#200 「できること」チェックリスト

 

 

あなたは何ができて、何ができませんか

 

二人戦で対戦して負けたとき、その敗因が、自分にはできないような「何らかの強いプレイ」を相手にやられたことにあった、とします。

 

たとえば引き切りができるサプライで、相手に引き切りされ、自分はできなかったから負けたとか、引き切りできるか微妙なサプライで、相手に「これは引き切りできる」と判断されて引き切られ、自分はその判断ができずに引き切りできずに負けた、とか。

 

この2点の例、前者はデッキの構成力・後者は判断力に分類されるわけですが、この構成力の方だけに限って話すとすれば。

 

相手にできて、自分にできないはずないんですよ。

たとえ今はそうでも、相手の真似をすれば自分にもできるはずなので。

 

 

ひとつずつでも、自分に「できること」を増やしていく、ということが「強くなる」ということで。

 

 

さて、この「できること」、あなたにはいったいどれくらいありますか。リストアップするとしたらいくつくらい挙げられますか。

 

 

そもそもいくつあるんだろう

 

ドミニオンにおける「習得すべき技術」はどれくらいあるのか、そんなのまったくわかりませんが、たとえば基本第二版の王国カード26種に限ればまあ、これくらいかなというリストは作れそうです。作ったうえで、できるならマル・できないならバツをつけてみましょう。

 

 

「できること」チェックリスト 【基本第二版】

  • 礼拝堂で金金銀礼の4枚デッキ(#1
  • 礼拝堂で商商商商商商銀礼の8枚デッキ(#2
  • 衛兵家臣(#6
  • 古本市(#4
  • 圧縮してから山賊改築(#5
  • 村鍛冶屋での引き切り(#10#11
  • 村鍛冶屋での引き切り+改築で属州獲得(#26
  • 玉座玉座鍛冶屋からの引き切り(#7

 

本当はもっとあるんですが、とりあえずこれくらいで。

 

 

もしこれらのうち、まだできないとか、やったことがないというものがあるなら、対戦でなく一人でカードを回すことでやってみてください。

このブログを読むだけではピンとこなかったものでも、実際に回してみることでよく理解できるものもあるでしょう。実物のカードでも、オンラインでbotを相手にしてもいいので。

 

そうして自分の「できること」がある程度増えたなら、実際の対戦でも、サプライを見て「あ、これはアレができるな」と判断できるようになるでしょう。

 

 

リストはどこにある?

 

上のリスト以外に、例えば陰謀第二版とか、海辺などにおける「できることリスト」があれば、それをひとつひとつバツからマルに変えていくことで、それらの拡張でも一歩一歩強くなることができるわけです。

 

が、ここには載せませんので、どうかそれは自分で作ってみてください。

だって誰でも作れるんですから。

 

誰かと対戦をして負けたとき、相手がやった強いプレイがなんであるかを把握して、それをメモれば、それがつまりリストに1行追加したことになるわけです。負ければ負けるほど、リストは埋まっていくように。

 

というのは、ちょうど100日前に書いた内容(#100 敗北はチャンス)の繰り返しでしかないんですが。

大事なことなのでもう一度書いて、これで終わりにさせていただきます。ありがとうございました。