前回（#138 初手で買うべきでない組み合わせ その1 礼拝堂とドロー）、初手で礼拝堂とターミナルドローを買うのはやめた方がよいなどと書きましたが、そもそも鍛冶屋などのターミナルドローを買うとき、その相方としてふさわしくないものは何だろうか。というお話です。
どうせ2周目で被るだろうから
結論から先に言うと、鍛冶屋と一緒に何らかのアクションカードを買うこと自体があんまりよくない、と言わざるを得ません。
なぜなら、どうせその1枚は打てなくなることが予想されるからです。
手札：
山札：
相方がターミナルアクション（＋アクションがないアクションカード）であるときはもちろん、そうでないときであっても鍛冶屋で引けば打てませんし、鍛冶屋の前に打っても意味がない場合が多くなります。
手札：
山札：
村→鍛冶屋の順なら両方打てますが、この村は何の効果も得ていません。
逆に言えば、鍛冶屋と一緒に買ったアクションカードは打てなくなるか、打っても意味がなくなる場合が多いため、圧縮などの「2周目にやりたいこと」があるならそちらを優先させるべきで、優先させたいなら一緒に鍛冶屋を買うべきではありません。
鍛冶屋を買うということは
あらゆるアクションカードが鍛冶屋の相方に相応しくないのなら、相方は銀貨しかありません。
銀貨を買えばそれを鍛冶屋で引くことで、2周目に5金や6金を出すことが期待できます。6金出れば金貨を買い、それをまた引くことでまた金貨を買い・・・と繋げていく、いわゆる鍛冶屋ステロが進行していきます。
それでも、初手で鍛冶屋と一緒に村を買いたい場合があるとすれば。
多人数戦で引き切りを作りたいとき、村が売り切れることが予想されるため、先に村を確保しておきたいから初手で買う、という場合もあり得ます。2周目に6金出すことを目的としておらず、引き切りに必要なカードを集めることを最優先するのなら。
