呪いをどうすることもできないゲーム
このサプライだと、どうすべきでしょうか。
- 廃棄手段なし。
- 魔女の呪いに対する対抗手段なし。強いて言えば改築で呪いを屋敷に変える2点行動を終盤に行うくらい。
- 村と鍛冶屋と地下貯蔵庫があるため引き切りができそうに見えるが、実際には呪いが撒かれるとできない。
- 呪いを撒かれた後、鍛冶屋・研究所・書庫によるドローは呪いを引いてしまう分だけ弱くなる。地下貯蔵庫で呪いをチェンジしたいが、民兵で手札を減らされるとそれも叶わず。
- 普段はあまり気にしない、密猟者の手札を捨てる制限は呪いが枯れた後に生じる。地下貯蔵庫は弱体化し、民兵を打たれた後の密猟者はさらに弱くなる。
と、とにかく魔女の呪いが見逃せないゲームとなっています。
であれば、やることはひとつ。魔女をなるべく早く買い、なるべく早く打ち、なるべく多く打つことです。
初手5-2では
言うまでもなく5金は魔女を買いますが、2金では地下貯蔵庫を買い、これで手札をどんどん回して魔女を引いて打ちましょう。
手札:
山札:
例えばこんな手札でも、手札をすべてチェンジして魔女を引きに行きましょう。
初手4-3では
第一目標は5金を出して魔女を買うことなので、村や改築は選択肢に入りません。
考えられるのは、民兵-銀貨、密猟者-銀貨、鍛冶屋-銀貨、あるいは銀貨-銀貨のいずれかになると思われますが、これらの2周目の5金率はどうなるでしょうか。
2巡目金量確率表を参考に、まとめてみます。
初手 | 5金率 | 備考 |
民兵-銀貨 | 91.2% | 対戦相手の5金を防ぐ効果 |
密猟者-銀貨 | 91.8% | |
鍛冶屋-銀貨 | 94.9%以上 | 堀-銀貨より高いはず |
銀貨-銀貨 | 91.2% |
民兵-銀貨は銀貨-銀貨と同じ確率ですが、民兵は対戦相手の「銀銅銅銅屋」などの5金出ている手札をそれ以下にする効果があるため、「自分だけ5金を出す」ためには効果的です。
また鍛冶屋-銀貨は表にありませんが(おそらく第4ターンに打ったときの確率がうまく計算できないためだと思われます)、2ドローの堀-銀貨よりも強いはずであるため「94.9%以上」としています。
いずれも5金率は高く、この間の差に拘らないようであれば銀貨-銀貨がいい気がします。後に魔女を買い、これを打ってドローしたとき、銀貨を引いたなら使えますが、アクションカードだと使えないので。
というわけで、この中なら民兵-銀貨か、銀貨-銀貨のいずれかとすべきでしょう。
なお民兵の天敵である書庫がありますが、どうせ書庫は呪いだらけになったデッキでは弱く、呪いで厚くなったデッキでは「民兵を打たれたときに手札に書庫がある」確率も低くなるため、それほど気にしなくてもいいでしょう。
呪いが枯れたあとは
魔女を計10回打つと呪いが枯れ、その後もゲームは続きますが、実際にはこの時点で呪いの枚数に大きな差があればほぼ勝負はついています。呪いが枯れるまでが勝負と思って概ね間違いありません。
その後は、5金で公領を、2金で屋敷を買い、公領と屋敷が枯れれば3山終了となります。ここで改築があれば、呪い→屋敷での2点行動や、銀貨→公領や魔女→公領の3点行動が可能です。