念視の泉って何枚くらい必要なんですか
村系のカードが一切ない、アクションを増やせないゲームであっても引き切りさせてくれる僕らの味方、念視の泉さんは、集めれば集めるほど引き切りしやすくなるカードであります。
ではその念視の泉、何枚くらい必要なんでしょうか。
例えば、初手:ポーション-執事から入ったゲーム。執事で銅貨と屋敷を廃棄しながら、念視の泉と地下貯蔵庫を入れていったとしましょう。
【第10ターン】
手札:
山札:
9ターンで、ポーション、執事、地下貯蔵庫、念視の泉、地下貯蔵庫、念視の泉、念視の泉、念視の泉、金貨と買ってこの状態。
数えてみると、アクションカードが7枚に対し、それ以外が6枚。アクションカード比率が50%を超えたので、引き切るにはもう充分でしょう。
ここから念視の泉を打ち、アクションカードが見えたら戻すことを繰り返します。1枚目の念視の泉を打つと・・・
プレイ:
手札:+
山札:
こうなって、さらに2枚目を打つと・・
プレイ:
手札:+
山札:
こうなりました。
このあと執事で2金を出すことを考えると、あと銅貨1枚を引くだけで属州が買えます。残りの山札2枚がどちらも銅貨であることはわかっているため、念視の泉を打っても、地下貯蔵庫でポーションあたりを捨てても銅貨1枚が引けます。
ただ属州を買うだけなら、どちらでもいいんですが・・・
ならば次のターンを強くしようじゃないか
せっかく残り山札が2枚、かつここで打つ必要のないアクションカードが3枚(念視の泉2枚と地下貯蔵庫1枚)があるわけですから、これを捨てて3ドローすれば、3枚中2枚は次のターンの手札に入ることが確定します(わかりますか・・?)
順に説明します。もう一度上の状況を確認してみましょう。
プレイ:
手札:
山札:
ここから地下貯蔵庫で、地下貯蔵庫1枚と念視の泉2枚を捨ててみます。まずは捨てるだけ。
プレイ:
手札:
山札:
捨札:
3枚捨てたので3ドロー。銅貨2枚と、捨てた3枚のうちシャッフルして1枚を引くことになります。例えばそれが念視の泉だったとして。
プレイ:
手札:++
山札:
執事で2金を出して8金。属州を買い、次のターンの手札には残りの2枚が入ることが確定したため、そこそこ安定しそうです。
このような、圧縮が完全に進んでいないようなデッキで属州購入をスタートさせるとき、下のような手札が来ることだけが怖いんですよね。
手札:
このような事態を地下貯蔵庫の捨て方を工夫するだけで防げるのなら、やるべきです。