#164 錬金術師の連打とは
錬金術師
アクション コスト3+ポーション
+2カード
+1アクション
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このカードを場から捨てる時、場にポーションがあれば、このカードを山札の上に置いてよい
新たな財宝カードであるポーションは、拡張「錬金術」に収録されたいくつかのカードを買うためだけに存在するものです。例えばこの錬金術師もそのひとつ。
そのため、錬金術師を買おうと思ったらまず初手でポーションを買い、そのポーションを手札に引いて3金と一緒に出す必要があります。どんなに早くても買えるのは2周目、ポーションが沈んだり、ポーションと一緒に3金出なかったりするともっと遅くなってしまいます。
それでも、錬金術師を買い集めるプレイは非常に強力で、いったんは視野に入れておくべきカードと言えます。
一度連打できれば
例えば、錬金術師を5枚ほど買えたとして・・
プレイ:
手札:
これをすべて打てば手札は10枚に。もしここにポーションがあれば5枚の錬金術師すべてを山札の上に戻し、また次のターンも5枚を打つことができます。
さて、10枚の手札になったところで、どうしましょう。
例えば上の例では9金+ポーション出ているわけで、これで属州を買ってもいいんですが、できれば錬金術師を買い足せるうちは買っておきたいものです。
しかしせっかく9金も出てるのに、ここで錬金術師だけ買って6金分を無駄にするのももったいないですよね。
例えば、ここに+購入が出るカードがあったら。
ためしに薬草商を入れてみましょう。
薬草商
アクション コスト2
+1購入
+1金
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このカードを場から捨てる時、場にある財宝カード1枚を山札の上に置いてよい
先ほどの手札10枚にこれがあったなら。
プレイ:
手札:
山札:・・・
薬草商もプレイして、9金+ポーション出ますので、錬金術師と金貨でも買ってみましょう。
プレイ:
手札:
山札:・・・
そして場に出した13枚のカードを捨てる時、錬金術師→薬草商→その他の財宝カードの順に捨てるようにしましょう(場からカードを捨てる時、その順序は自由に決めていいというルールが存在しています)。そうすれば・・
と、それぞれ「~戻す」効果が得られます。
山札: ・・・
捨札:
するとこうなって、次のターンの手札はポ錬錬錬錬の5枚となり、錬金術師を5連打するとやはり手札は10枚になりますが、そのうちの1枚はポーションであるため、また錬金術師をすべて山札の上に戻すことができ、さらに次のターンもまた5連打ができます。6枚目も引いてこれたなら6連打に。
というわけで、錬金術師と言うカードは何ターンも連打でき、連打できるならとても安定するものの、それにはポーションが必要となるため、ポーションを山札の上に戻せる上に+購入も出してくれる薬草商はとっても相性がよい、というお話でした。