以前に、漁村は「次のターンの開始時にバザーを1枚打ったことにしてくれる」カードだと書きました。
じゃあ、他の7種の持続カードはどうなんでしょうか。持続して、次のターンの開始時に与える効果はどんなものと言えるんでしょうか。
灯台・商船
灯台 コスト2
アクションー持続
+1アクション
現在と、あなたの次のターンの開始時に、+1コイン
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このカードが場に出ているかぎり、他のプレイヤーがアタックカードを使用しても、あなたはそのカードの影響を受けない。
商船 コスト5
アクションー持続
現在と、あなたの次のターンの開始時に、+2金
次のターンに与える効果だけ見ると、灯台は次のターンに1金を、商船は2金かを出すだけで、手札枚数もアクション数も増減がないため、ちょうど密猟者を1枚ないし2枚打った状態と同じですね。
灯台の持続効果:次のターンの開始時に密猟者を1枚打ったことにしてくれるカード
商船の持続効果:次のターンの開始時に密猟者を2枚打ったことにしてくれるカード
隊商・停泊所
隊商 コスト4
アクションー持続
+1カード
+1アクション
あなたの次のターンの開始時に、
+1カード
停泊所 コスト2
アクションー持続
+1カード
+1アクション
あなたの手札のカード1枚を、裏向きにして脇に置く。あなたの次のターンの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。
隊商は次のターンの手札を1枚増やし、アクション数には増減なし、ということはこれは研究所ですね。
一方、停泊所は前のターンに選んだカードではあるものの、こちらも手札を1枚増やすカードということは、強いて言えばこれも研究所でいいでしょう。
隊商・停泊所の持続効果:次のターンの開始時に研究所を1枚打ったことにしてくれるカード
船着場・策士
船着場 コスト5
アクションー持続
現在と、あなたの次のターンの開始時に、
+2カード
+1購入
策士 コスト5
アクションー持続
あなたの手札すべてを捨て札にする。この方法で1枚以上のカードを捨て札にした場合、次のターンの開始時に、
+5カード、+1購入、+1アクション
船着場で、次のターンが手札7枚ともう1購入持って開始ということは。無理やりそんな状況を作るとすれば、手先で「+1アクション・+1購入」を選んだ後に研究所3枚打った状態、ですかね。
船着場の持続効果:次のターンの開始時に、手先で「+1アクション・+1購入」と、研究所を3枚打ったことにしてくれるカード
その理論でいけば、策士はこうなりますね。
策士の持続効果:次のターンの開始時に、手先で「+1アクション・+1購入」と、村1枚、研究所を6枚打ったことにしてくれるカード
最後に前哨地なんですが、これはさすがに既存のカードで例えることもできず、効果も追加ターンを得るものということで、さすがに例外扱いとさせていただきます。
こうしてみるとよくわかる
というわけで、以下表にまとめてみました。
漁村 | バザー1枚 |
灯台 | 密猟者1枚 |
商船 | 密猟者2枚 |
隊商 | 研究所1枚 |
停泊所 | 研究所1枚 |
船着場 | 手先1枚・研究所3枚 |
策士 | 手先1枚・村1枚・研究所6枚 |
これにより、明らかに船着場と策士がお得だということがわかると思います。ただし船着場は打ったターンも2ドローできるのに対し、策士は手札すべてを捨てる必要があるため、単純な比較はできませんが。
とりあえず、船着場って強いんだな、くらいに覚えておけばいいと思います。どれくらい強いのかについては、そのうちに。