はじめてのドミニオン

カードゲーム「ドミニオン」の基礎的な攻略をあなたに

#111 持続カードはどれくらい強いのか

 

 

以前に、漁村は「次のターンの開始時にバザーを1枚打ったことにしてくれる」カードだと書きました。

hirotashi-domi.hateblo.jp

 

じゃあ、他の7種の持続カードはどうなんでしょうか。持続して、次のターンの開始時に与える効果はどんなものと言えるんでしょうか。

 

 

灯台・商船

f:id:hirotashi-domi:20211211000130j:plainf:id:hirotashi-domi:20211211000615j:plain

灯台 コスト2

アクションー持続

 

+1アクション
現在と、あなたの次のターンの開始時に、+1コイン
ーーーーー
このカードが場に出ているかぎり、他のプレイヤーがアタックカードを使用しても、あなたはそのカードの影響を受けない。

商船 コスト5

アクションー持続

 

現在と、あなたの次のターンの開始時に、+2金

 

次のターンに与える効果だけ見ると、灯台は次のターンに1金を、商船は2金かを出すだけで、手札枚数もアクション数も増減がないため、ちょうど密猟者を1枚ないし2枚打った状態と同じですね。

 

灯台の持続効果:次のターンの開始時に密猟者を1枚打ったことにしてくれるカード

商船の持続効果:次のターンの開始時に密猟者を2枚打ったことにしてくれるカード

 

隊商・停泊所

f:id:hirotashi-domi:20211211000257j:plainf:id:hirotashi-domi:20211211000115j:plain

隊商 コスト4

アクションー持続

 

+1カード
+1アクション
あなたの次のターンの開始時に、
+1カード

停泊所 コスト2

アクションー持続

 

+1カード
+1アクション
あなたの手札のカード1枚を、裏向きにして脇に置く。あなたの次のターンの開始時に、そのカードをあなたの手札に加える。

 

隊商は次のターンの手札を1枚増やし、アクション数には増減なし、ということはこれは研究所ですね。

一方、停泊所は前のターンに選んだカードではあるものの、こちらも手札を1枚増やすカードということは、強いて言えばこれも研究所でいいでしょう。

 

隊商・停泊所の持続効果:次のターンの開始時に研究所を1枚打ったことにしてくれるカード

 

船着場・策士

f:id:hirotashi-domi:20211211000649j:plainf:id:hirotashi-domi:20211211000632j:plain

船着場 コスト5

アクションー持続

 

現在と、あなたの次のターンの開始時に、
+2カード
+1購入

策士 コスト5

アクションー持続

 

あなたの手札すべてを捨て札にする。この方法で1枚以上のカードを捨て札にした場合、次のターンの開始時に、
+5カード、+1購入、+1アクション

船着場で、次のターンが手札7枚ともう1購入持って開始ということは。無理やりそんな状況を作るとすれば、手先で「+1アクション・+1購入」を選んだ後に研究所3枚打った状態、ですかね。

 

船着場の持続効果:次のターンの開始時に、手先で「+1アクション・+1購入」と、研究所を3枚打ったことにしてくれるカード

 

その理論でいけば、策士はこうなりますね。

策士の持続効果:次のターンの開始時に、手先で「+1アクション・+1購入」と、村1枚、研究所を6枚打ったことにしてくれるカード

 

 

最後に前哨地なんですが、これはさすがに既存のカードで例えることもできず、効果も追加ターンを得るものということで、さすがに例外扱いとさせていただきます。

 

 

こうしてみるとよくわかる

 

というわけで、以下表にまとめてみました。

漁村 バザー1枚
灯台 密猟者1枚
商船 密猟者2枚
隊商 研究所1枚
停泊所 研究所1枚
船着場 手先1枚・研究所3枚
策士 手先1枚・村1枚・研究所6枚

 

これにより、明らかに船着場と策士がお得だということがわかると思います。ただし船着場は打ったターンも2ドローできるのに対し、策士は手札すべてを捨てる必要があるため、単純な比較はできませんが。

 

とりあえず、船着場って強いんだな、くらいに覚えておけばいいと思います。どれくらい強いのかについては、そのうちに。