今日から心を入れ替えて
支配によるひどい行為を毎日書き続けていたので、今日からは逆に、支配ターン中に打ちたくないカードの話をしましょう。
例えばこんな手札。
被支配者の手札:
支配者の手札 :
支配されたプレイヤーが持っている民兵を打つことで、自分の手札が2枚減ってしまします。自分で自分にアタックを打つことになるわけですね。
上の例では、8金を出すためには民兵を打つ必要があるものの、その民兵によって自身の手札で8金が出なくなってしまうのがわかるでしょうか。
打ちたくないアタックと、打ってもいいアタック
この民兵のように、打つことで自分に被害が生じることがあるわけですが、しかしアタックカードすべてがそうだというわけでもありません。
自身の手札を3枚にしてしまうため打ちたくないが、+2金出すことの価値が高ければ仕方ない。 | |
役人 |
獲得した銀貨は支配している側の捨て札に置かれるため、打っても支配されている側の次のターンを強くする効果はないが、自身の次のターンが弱くなるため、銀貨獲得のために打ちたくない。 自身の手札に勝利点カードがなければ問題ないが。 |
山賊 |
金貨がもらえるため、仮にアタック効果で金貨を廃棄されてもプラマイゼロと考えれば打ってよい。 |
魔女 |
呪いを獲得するため、できれば打ちたくない。 |
詐欺師 |
「廃棄したカードと同コストのカード」の選択は支配している側にあるため、実質的に無害。 |
拷問人 |
どちらの効果も痛いため、できれば打ちたくない。 |
寵臣 |
4ドローの方でなければ問題なし。4ドローの方でも、自身の手札が弱く、チェンジした方がいいと判断できるなら。 |
身代わり |
勝利点カードの獲得であっても無害。獲得したカードは支配している側の捨て札に置かれることに注意。 |
大使 |
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巾着切り |
自身の手札を良く見て、銅貨1枚を捨てることが痛いなら打ちたくないが、+2金出すことの価値が高ければ仕方ない。 |
海の妖婆 |
呪いを獲得してしまう上に、打った側に何の得もないため、打たないこと。 |
海賊船 |
「放出」の方を選べばよい。 |
幽霊船 |
多くの場合、打つと被害が大きいため、打ちたくない。 |
念視の泉 |
山札を捨てるかどうかの選択は支配している側にあるため、むしろ打ちたい。 |
使い魔 |
呪いを獲得するため、できれば打ちたくない。 |
というわけで、まとめるとこんな感じです。
- 魔女、海の妖婆、使い魔という「呪いアタック」は総じて打ちたくない。
- 詐欺師・念視の泉の「選択権が打った側にあるアタック」は、支配中その選択権が支配した側に移っているため打ってよい。
- 民兵、拷問人、巾着切り、幽霊船といった「手札を減らすアタック」は、それによる被害の大きさがどのくらいになるか、手札と相談。たいてい書庫を持っているなら問題ない。
- 寵臣、海賊船といった「選択によっては打たれた側に被害がないアタック」は、その被害がない方を選べばよい。
つづく。