ゴーレム
アクション コスト4+ポーション
ゴーレム以外のアクションカードが2枚出るまで山札を公開し、それ以外のカードは捨てる。
それらを好きな順でプレイする。
家臣や玉座の間と同じく、「アクションカードをプレイさせるアクションカード」です。玉座の間は手札1枚を2回、家臣は山札1枚を1回プレイさせますが、これは山札から2枚を1回ずつ、好きな順で。
そしてこれまた家臣や玉座の間と同じく、そのプレイにはアクション権を必要としない「タダ打ち」となります。ゴーレム1枚のプレイで2枚のアクションカードをプレイできるなんてお得ですよね。
例えばゴーレムが鍛冶屋2枚をめくった場合、あわせて6ドロー。手札は10枚になります。
プレイ:
手札:
公開:
さて、この「タダ打ち」によりゴーレムは村になる、とはどういうことでしょうか。
これにはいろんな意味がありまして。
ターミナルアクション2枚をめくったとき
上の例で言うと、普通1ターンに鍛冶屋2枚をプレイしたかったら、その前に村を1枚プレイしておく必要がありますよね。
もしそのゲームに村が無ければそれも叶わないわけですが、ゴーレムさえあればこれが可能となります。つまりゴーレムは村の代わりになった、とも言えるわけです。
なお、普通に村→鍛冶屋→鍛冶屋とプレイすると手札は9枚になるわけですが、ゴーレムで鍛冶屋2枚打ちなら10枚です。これは鍛冶屋を手札でなく山札からプレイする分だけ手札が減らないから、ですね。
ターミナルアクションとキャントリップをめくったとき
手札にゴーレムと、もう1枚のターミナルアクションを持っているとしましょう。
手札:
改築の方を打つのも微妙なので、ゴーレムを打ってみたところ、商人と鍛冶屋がめくれました。これらもプレイすればあわせて4ドロー。
プレイ:
手札:+
さて、商人の「+1アクション」の効果は得られているため、場に3枚のアクションカードがプレイ済みなのにも関わらず、まだ1アクション余っているため、これにより手札の改築もプレイできます(屋敷を廃棄するんでしょうね)。
普通、手札から商人と鍛冶屋をプレイしたのなら、それでそのターンは終わりになるはずです。
鍛冶屋の後に改築も打ちたいなら、事前に村を打っておく必要があります。
そう、ここでもまた、ゴーレムが村の代わりになっているんですね。商人がめくれたおかげで+1アクションを得たために、改築を打つ分のアクションが残ったわけです。
キャントリップを2枚めくったとき
手札にゴーレムと、ターミナルアクション2枚を持っているとしましょう。
手札:
工房と民兵の両方を打ちたかったら、普通は村が必要ですよね。
でももしも、ゴーレムを打ち、商人が2枚めくれたとしたら。とりあえず2ドローして・・
プレイ:
手札:+
こうなって、商人がそれぞれ+1アクションを生むため、残りアクション数は2。これで工房と民兵の両方が打てるようになりました。やっぱりゴーレムは村なんですね。