念視の泉 コスト2+ポーション
アクション アタック
あなたも含め、山札の上のカードを公開し、それを捨てるか戻すかをあなたが決める。
あなたの山札の上から、アクションでないカードが出るまで公開し、それらをすべて手札に入れる。
慣れていないうちは効果が分かりづらいですが、試しにプレイしてみると・・
プレイ:
手札:
山札:・・
まず山札の上のカード(銅貨)を見て、これを捨てるかどうか選びます。基本的にはアクションカードなら戻し、そうでなければ捨てればいいでしょう。そして他のプレイヤーの山札の上のカードも捨てるかどうか選んでから・・
プレイ:
手札:
公開:
山札:・・
捨札:
そこからアクションカードが連続していればいるだけ、それらをすべてと、さらにその次にめくった「アクションでないカード」1枚を手札に入れることができます。上の例なら前前商商屋の5枚に。
しかも+1アクションがついているため、まだアクションフェイズは続き、いま引いたアクションカードを打つことができるわけです。
ところが、山札の上の方にアクションカードがなければ。
プレイ:
手札:
山札:・・
銅貨を捨てても次の銅貨をめくることでそこで止まり、この念視の泉は1ドローで止まってしまいます。
つまり念視の泉で大量ドローするためには、山札の中のアクションカードの比率を高くすることが必要になるわけですね。
つまりはアクションカードを何枚も獲得しておくことと、銅貨や屋敷を廃棄することです。できれば両方を。
研究所何枚分なんでしょうか
念視の泉をプレイしたとき、自分の山札の1枚目か2枚目がアクションカードだった場合のことを考えてみましょう。
山札:・・
山札: ・・
山札の1枚目を見て、それがアクションカードなら戻し、そうでなければ捨てることで、いずれにせよアクションカードを最低でも1枚は引くことができます。以降は連続するだけ引けますが、最も少ない場合、つまりアクションカードが連続していない場合を考えてみます。
山札:・・
山札: ・・
すると、どちらの場合も2ドローで終わるわけですが、「アクションを消費せずに2ドローする」って、これって研究所ですよね。
じゃあ、アクションカードが2枚連続していたらどうでしょう。
山札:・・
山札: ・・
その次の銅貨まで、あわせて3枚を引き、アクションを減らさずに手札を2枚増やすってことは、研究所→研究所と打ったのと同じことです。
というわけで、念視の泉を打った時、たまたま山札の上から2枚のどちらかがアクションカードであるだけで研究所と同価値となり、さらにそれより下にアクションカードが連続していればそれ以上の価値を生むことになると書けば、このカードがいかに強いかがわかるでしょうか。
2枚に1枚くらいでも
例えばこんな状態。
手札:
山札:
山札13枚のうち6枚がアクションカード。アクションカード比率はおおよそ半分くらいという状態です。なおその6枚のうち5枚はキャントリップ。
ここから念視の泉を打ち、山札の上から銅貨を捨てると・・
プレイ:
手札:+
山札:
捨札:
「連続するアクションカード」とそれにプラス1枚、あわせて3枚を引くことができました。
続いてもう1枚の念視の泉を打つと・・
プレイ:
手札:+
山札:
捨札:
銅貨を見てそれを捨て、その次の商人と屋敷の2枚を引くことができました。
さらにキャントリップを2枚打つと、3枚目の念視の泉を引けたので・・
プレイ:
手札:+
山札:
捨札:
これを打って商人と銅貨を引くと、こう。
プレイ:
手札:+
山札:
捨札:
ここから商人2枚と、それによって引いた前駆者も引けば、ほぼほぼ引き切りです。
プレイ:
手札:
山札:(なし)
捨札:
無圧縮でもこれくらいは引け、手札を9枚まで増やすことができました。しかもまだ1アクション残っているため、キャントリップ以外の何か1枚があればそれを打つこともできます(改築で屋敷をキャントリップに変えたり、工房でキャントリップを獲得したり、男爵か何かで+購入を増やしたりしたいですね)。
もうちょっと圧縮を進めるか、アクションカードの枚数を増やすことで、念視の泉数枚で簡単にデッキすべてを引き切ることができます。引き切れるならあとは、なんでもやりたいことができるということであって。