前回の更新分(#155 その堀は打つべきか)で書いた、堀を打つべきでないと結論付けた第3ターンをもう一度。
【第3ターン】
手札:
山札:
この堀を打たない理由のひとつに、ここで持っているのが2金であることを挙げました。
では、もしここで4金持っていたらどうでしょうか。
手札:
山札:
こうなると結論は変わり、この堀は打ってもいいんじゃないかと思われます。なぜなら打てば5金が期待できるから。
5金出れば魔女が買え、次のターンに魔女を打ってリシャッフルが入ったとしても、そのシャッフルされるカードの中に2枚目の魔女があることで、「強いカードをリシャッフルする」ことが実現できます。
というのと、もうひとつ。
魔女のようにドローカードを打ってリシャッフルを入れるとき、捨て札にもドローカードがあれば、それを交互に打つことで毎ターンリシャッフルを入れることが期待できます。いわゆる「デッキ分割理論」と呼ぶものです。
上の例で、堀を打って5金を出し、2枚目の魔女を買ったとしましょう。
【第4ターン】
手札:
山札:(なし)
捨札:
手札の魔女を打ち、捨て札8枚をリシャッフルするとき、この中の魔女が上から3~7枚目にくれば・・
プレイ:
手札:+
山札:
こうなって、続く第5ターンにも魔女が打てます。
【第5ターン】
手札:
山札:
捨札:
さらに第5ターンも同じく、魔女を打って8枚の捨て札をリシャッフルをするとき、もう1枚の魔女が上から2~6枚目にくれば、さらに第6ターンにも打てるようになります。
・・・という、2枚の魔女を交互に打って毎ターンリシャッフルをするこのプレイについて、かつて書いてました。