要するに何をしたらいいんですか
これまでの庭園プレイを振り返り、要点をまとめてみます。
- 庭園の獲得手段が欲しい
- デッキ総枚数を増やしたい
要するにこの二つを叶えることができれば、庭園を確保しながらその庭園が生む勝利点を高くすることができるわけです。
#81で書いた役人は、打って獲得する銀貨の分だけデッキ総枚数が増え、その銀貨によって庭園を買うための4金を捻出することができるわけですが、もっとストレートに、庭園の獲得そのものができるカードと言えば、お待たせしました工房ですね。
工房はプレイすることで庭園が獲得できるため、ただ何も考えずにある程度の枚数工房を確保した後はそれらで庭園を確保、庭園が枯れたら工房で工房を獲得、工房も枯れたら屋敷を獲得、とすることで庭園・工房・屋敷の3山を枯らすことができます。
一人で工房庭園
ではやってみましょう。初手工房-工房から、工房を5枚程度確保するのを優先し、それ以降は4金で庭園・3金で工房・2金は屋敷・それ未満は銅貨を買います。
なお、もし途中で5金出ても、庭園があるなら公領でなく庭園を買うこととします。
【第3ターン】
手札:
山札:
第3ターンは工房購入、第4ターンは工房で工房を獲得しつつ屋敷購入です。
【第5ターン】
手札:
山札:
第5・第6ターンはともに、工房で庭園を獲得しつつ3金で工房購入。
第7ターンは工房で庭園を獲得して銅貨を購入します。
と、こんな感じでデッキを増やしていき、第18ターン終了ごろに工房10枚・庭園8枚・屋敷8枚・銅貨4枚を獲得したところで、デッキ総枚数は40枚に。
庭園は1枚4点、8枚で32点となり、これと屋敷11枚をあわせて43点になります。
工房で庭園を獲得するルートにおいては、デッキ総枚数40枚がひとつの目標となります。狙えるなら必ず狙うこと。もしも40枚になる前に3山枯れそうならあえて枯らさずに銅貨を買うなどして枚数調整しておくこと。を覚えておいてください。
属州ルートで18ターンと言えば、うまく回って属州5枚公領2枚くらいでしょうか。それなら屋敷3枚とあわせて39点ですから、庭園ルートが優ると言えるでしょう。
他には何が
基本第二版に収録されているカードの中で、カードを獲得する効果のあるカードと言えば、既に書いた役人と工房以外なら、改築・山賊・鉱山・職人の4種しかありません。
このうち改築と鉱山は、手札を1枚廃棄してから獲得するため、デッキ総枚数が増えるわけではありません。また山賊と職人はそのコストが高く、何枚もデッキに入れられるようなカードではありません。
一方工房はコストが3と安いため初手で2枚買うこともでき、さらに「工房で工房を獲得」という自己増殖も可能であるため、誰も邪魔しなければ10枚すべて確保することも容易です。
少なくとも基本第二版のアクションカードの中では、工房は庭園と最も相性のいいカードと言えるでしょう。
もうちっとだけ続くんじゃ
という最終結論のようなことを書いてしまったようですが、まだまだ書かなきゃいけないことがありまして。
つづく。