#3 山賊改築

上の③より、下の⑥の方が

金貨というカード、上の両隅に③と書いてありますよね。

これはプレイすれば3金出せるという意味で、銅貨の①や銀貨の②より強いことは確かなんですが、それより左下に書いてある⑥の方が重要なんです。

これはカードのコストであり、改築はこれをプラス2できるので、⑥を⑧にできるんです。⑧と言えば、属州ですね。

これまでは属州を買うために、金銀銀銅とか、金金銀とか、金金銅銅とかを引いて8金出すことを考えていたわけですが、そんなことしなくても、金貨と改築だけでよかったんです。

ならばその改築と、金貨をもらえるカード（山賊）と、金貨と改築を手札で揃わせるカード（地下貯蔵庫）があればよい、ということになります。

金貨を惜しまず、改築してみよう

今回のデッキは以下の通りです。

ちょっと多いですが、準備してみてください。

この20枚をシャッフルして山札を作り、上から5枚を引いて手札としたときに、

• 地下貯蔵庫があれば、銅貨や屋敷を捨て、同じ枚数だけドローする
• 金貨と改築があれば、改築をプレイして金貨を廃棄し、属州を獲得する
• 金貨と改築がなく、山賊があれば、それをプレイして金貨を獲得する
• 上の手順のあと、4金あれば改築を、2金あれば地下貯蔵庫を買う

 という手順で何ターンか回してみてください。なかなか8金は出ませんが、金貨と改築を引いてこれれば属州が獲得できます。

そう、このデッキは8金出すことを目的としておらず、金貨と改築が出会うまで地下貯蔵庫で手札のチェンジを繰り返すことに特化したものとなっています（もちろん偶然8金が出たなら属州を買っていいです）。

金貨を廃棄することに抵抗があるかもしれませんが、どうせ山賊を打てばタダでもらえる金貨ですから、気にせず改築で属州にしてしまいましょう。

そうして回してみると、おおよそ2ターンに1度くらいの割合で属州を獲得できると思います。属州4枚獲得するまでに7～8ターン程度、ということになりますね。

 なるべく山賊を多く打つように

ではデッキの作り方です。今回は初手5-2限定で。

なお初期デッキの「銅貨7枚・屋敷3枚」は増減しないため、省略します。

ターン	行動	デッキ内容 （銅貨と屋敷以外）
1	山賊購入	×1
2	地下貯蔵庫購入	×1 ×1
3	山賊で金貨獲得 地下貯蔵庫購入	×1 ×1 ×2
4	改築購入	×1 ×1 ×2 ×1
5	山賊で金貨獲得 地下貯蔵庫購入	×2 ×1 ×3 ×1
6	改築購入	×2 ×1 ×3 ×2
7	山賊で金貨獲得 地下貯蔵庫購入	×3 ×1 ×4 ×2

これでデッキは20枚。上と同じとなりましたが、今回の「完成形」はあくまで目安であり、それぞれの枚数を必ずこの通りにする必要はありません。山賊がもっと多く打てれば金貨は多くなりますし、運悪く4金が出なければここまでに2枚目の改築が買えないかもしれません。

金貨が3枚程度入るまでに7～8ターン程度。この間も、地下貯蔵庫が手札にあれば銅貨と屋敷を捨てて手札を引き、なるべく山賊を打つ回数を多くしましょう。