#42 打つ順ドリル その2 山札見るのと見ないの

1ドロー2枚見る vs 1ドロー

たとえばこんな手札。衛兵と商人、どちらから打つべきでしょうか。

手札：

結論から言うと、衛兵から先に打てば、山札を見たうえで、そのうち引きたいカードを戻せば商人で引いてこれます。

手札：

山札：

例えば山札がこうなっていたとき。

商人→衛兵の順で打つと、金貨と属州を引いて5金になりますが、衛兵から先に打ち、金貨を引いて、属州を捨てて銀貨を山札の上に乗せれば、その銀貨を商人で引けて8金出ます。

特に商人は銀貨1枚を引きたいため、衛兵で銀貨を探せるならば先に探しておきたいですね。

というわけで、結論としてはこうなります。

山札見れるドローカード ＞ 山札見れないドローカード

ただし例外も

例えばこんな手札だと。

手札：

衛兵→隠し通路の順に打てば、衛兵で見た2枚を2枚とも隠し通路で引く、なんてこともできますが、手札の呪いを廃棄したいなら逆の順序で打ちましょう。

手札：

山札：

隠し通路で2ドローし・・

プレイ：

手札：＋

山札：

呪いを山札の上から2枚目に置き・・

プレイ：

手札：

山札：

衛兵で1ドローした後、呪いを廃棄できます。

実際には隠し通路も衛兵と同じく「山札が見れるドロー」のようなものなので、なら廃棄機能がある衛兵を後打ちした方がいいですね。

#41 打つ順ドリル その1 ドローするのとしないの

1枚目はさすがにわかる

手札：

手札にアクションカードが3枚。

これらはどういう順序でプレイするべきなのか、考えてみましょう。

とは言え、先に民兵や議事堂をプレイすると、それでアクションフェイズは終了。残りの2枚はプレイできません。当然残りアクションが増える祝祭を最初にプレイするべきですよね。

プレイ：

手札：

当たり前すぎるかもしれませんが、原則はこうです。

アクションが増えるカード ＞ アクションが増えないカード

ではその次は？

これで終わりとは限らない

結論から先に言えば、ほとんどの場合は議事堂から先に打つのが正解となります。

プレイ：

手札：＋

理由はいくつかあります。

1：相手の手札を減らせるから

民兵→議事堂と打つと、相手の最終的な手札は4枚になりますが、

議事堂→民兵と打てば、いったん増えた手札は3枚まで戻ります。

単純な比較で言えば、相手の手札を少なくする方が得と言えます（※）。

２：他のアクションカードを引く可能性があるから

例えばこんな場合。

プレイ：

手札：＋

また別のアクションカードを引きました。これと民兵のどちらか一方しか打てないわけですが、ドローした後に「どちらを打った方が得か」を考えて選択できるという利点があります。

あるいは、もっとアクションカードが打てるかもしれないし・・

プレイ：

手札：＋

民兵を2度打ちさせるカードが引けるかもしれません。

プレイ：

手札：＋

ドローをすることで手札状況が変わるため、可能なら先にドローし、新たな状況を見た上で、より良い行動を考えた方が得するケースがほとんどです。

そういうわけで、アクションが増えないカード2つを打つのであれば、原則としてドローする方から先、と覚えておけばだいたい大丈夫です。

ドローするカード ＞ ドローしないカード

#40 確定する第4ターン

贅沢な悩み

例えば、こういうサプライ。

魔女が欲しいところですが、初手は4-3。2周目に5金出ることを期待して、銀貨-銀貨と買いました。

そして第3ターン、引いた手札はこんな感じに。

【第3ターン】
手札：
山札：

この6金で、予定通り魔女を買い、続く第4ターンの手札はこんな感じに。

【第4ターン】
手札：
山札：
捨札：

ここで5金。つまり2周目は6-5が出たわけです。

だったら魔女はここで買い、さっきの6金は金貨を買った方が良かったかな、などと考えてしまいそうです。もしこれが逆の5-6だったら魔女-金貨と買えたのに、6-5ではなかなかそうは買えないですね。

とは言え、第3ターンの時点で、第4ターンに何金出るのかわからないわけですから、魔女を買えるときに買っておいたという選択自体は間違いではないでしょう。

一方、こんどはこんなサプライ。

初手：仮面舞踏会-銀貨と買って、迎えた第3ターン。

【第3ターン】
手札：
山札：

仮面舞踏会を打って、2ドロー。

プレイ：
手札：＋
山札：

左隣のプレイヤーに屋敷を渡し、右隣から屋敷を受け取って、それを廃棄したとします。

プレイ：
手札：
山札：

手札には4金。ここで何を買うかを考えるわけですが、考えるべきなのはこの第3ターンだけでなく、次の第4ターンにも何を買うか決めてしまいましょう。

なぜなら、第4ターンに何金出るかはもう分かっているからです。

プレイ：
手札：
山札：

山札は残り5枚。デッキ内の財宝カードは銅貨7枚と銀貨1枚、つまり総金量は9金です。
いま4金持っているので、山札にはあと5金あるということですね。それが銀銅銅銅屋という組み合わせであることもちゃんと考えればわかります。

つまり2周目（第3・4ターン）は4金と5金が出ることが確定しているので、それぞれ何を買うのか、この時点で考えるべきです。次の5金でこれを買うつもりだから、この4金ではこれを買うべきだな、というように。

なぜ確定するのか

再び、第3ターンの開始時の状態に戻ってみましょう。

【第3ターン】
手札：
山札：

この時点で山札は5枚。仮面舞踏会で2ドローするので、残りは5枚になり、この5枚が第4ターンの手札になります。

そう、仮面舞踏会に限らず、第3ターンで2ドローできれば、このように第4ターンまで金量が確定するわけです。

あるいは中庭でも3ドローして1枚山札の上に戻すため、つまりは2ドローしたのと同じです。

例えば初手で男爵-中庭として、第3ターンがこうだったら。

【第3ターン】
手札：
山札：

中庭を打って3ドロー。

プレイ：
手札：＋
山札：

戻すカードは、もちろん男爵です。

プレイ：
手札：
山札：

さてこのターンは6金出ましたが、次のターンは何金出るでしょう？

銅貨6枚が見えている以上、残りのカードは消去法でわかるはずです。

プレイ：
手札：
山札：

そう、この場合、最初の例と同じく6-5が出るわけですが、こちらは第3ターンの時点で6-5であることが確定しています。次に5金が出ることを知ったうえで、この6金で何を買うか、この時点で決めることができるのです。

底に屋敷を

ではもう一つ例を。
初手：隠し通路-家臣と買ったとします。

【第3ターン】
手札：
山札：

隠し通路を打って、2ドロー。

プレイ：
手札：＋
山札：

ここで手札のうち1枚を山札のどこかに戻さなければなりません。戻すと山札は6枚になるため、何金出るか確定しなさそうですが、山札の底に屋敷を戻しすとどうなるでしょう。

プレイ：
手札：
山札：＋

消去法により、次のターンの手札はまだ見えていない5枚であることがわかります。

プレイ：
手札：
山札：＋

第4ターンは家臣と銅貨3枚で5金。つまり2周目は4-5ということがこの時点で確定します。

なお、底に置いた屋敷は家臣が捨ててくれるため、第4ターンでちょうど山札がなくなります。

#39 毎ターン堀

鉄壁のガードをあなたに

魔女や拷問人などの強力なアタックカードがあるサプライにおいては、相対的に堀の価値が上がります。

特に三～四人戦では、自分のターンが回ってくる間に打たれるアタックの数が増えるため、手札に堀がないと連続して食らうことになってしまいます。できればタイミングよく、アタックを打たれるときには常に堀を持っておきたいものですが、毎ターン必ず持っているというのも難しい話で。

どうしてもアタックを防ぎたいからと、堀を山ほど買っておくという方法もありますが、そんなデッキが強いとも思えず。

さて、陰謀第二版には中庭と隠し通路というカードがありまして。

これを使って、1枚の堀を連続した2ターン持ち続けてみましょう。

まずは中庭から。

手札：
山札：

中庭で3ドローし、堀を山札の上に置く。

プレイ：

手札：
山札：

同様に、隠し通路でも。

手札：
山札：

隠し通路で2ドローし、堀を山札の上に乗せる

プレイ：
手札：
山札：

このように、堀は打たずに山札の上に置くことで、次のターンの手札に入れることができます。これで次のターンもアタックを防ぐことができますね。

なお、隠し通路は山札の上でなく、上から5枚までの位置ならどこでもかまいません。特にこのターンにそれ以上ドローする可能性がある場合はその分だけ奥に置きましょう。

以下、その例。

手札：
山札：

隠し通路で2ドローしたところ、その2枚が村と鍛冶屋だったとき。

プレイ：

手札：＋
山札：

この場合あと4ドローは確実にするため、山札の上の方に堀を置くとその4ドローですぐ引いてしまいます。それを避け、かつ次のターンの手札に入れられるのは、上から5～9枚目の範囲になります。

プレイ：

手札：
山札：

　　　　　　　　　　このうちどこか ↑

一応この村と鍛冶屋を打ったあと、さらにまだドローする可能性があることも考えて、その範囲の中でも最も深い位置である「上から9枚目」にした方がいいでしょう。

プレイ：

手札：
山札：

こうすれば、このあと村と鍛冶屋で4ドローして・・

プレイ：

手札：＋
山札：

さらに村と鍛冶屋を引いたので、これも打ってさらに4ドロー・・

プレイ：

手札：＋
山札：

となったとしても、ここまでなら堀を引かずに済みます。

それ以外の方法も

一応、基本第二版にも前駆者というカードがありまして。これで捨て札置き場から堀を拾う、という方法もあるにはあります。

手札：
山札：
捨札：

前駆者をプレイ。1ドローして、捨て札から堀を拾って山札の上に置く。

プレイ：

手札：
山札：
捨札：

民兵を打って6金で金貨を買い、手札5枚を引く。ここに堀があるためアタックを打たれても無害。

手札：

山札：
捨札：

次のターン、前駆者をプレイ。1ドローして、同じく捨て札から堀を拾って山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：
捨札：

民兵を打って6金を出し、金貨を買い、そしてまた次のターンも手札に堀を持つ。

さらにもうひとつ

あと一応、職人でもできます。

手札：

職人で何かを手札に獲得し、堀を山札の上に置けば、次のターンもアタックから身を守れますね。

#38 隠し通路-家臣

要はアレと一緒です

鋭い方ならタイトルを見ただけで理解されるかもしれませんが。

初手で隠し通路-家臣、2周目でも同じく隠し通路-家臣と買い、第5ターンから。

【第5ターン】

手札：

山札：

隠し通路で2ドローし、屋敷を山札の上に乗せる。

プレイ：

手札：

山札：

家臣をプレイして、山札の上の屋敷を捨てる。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

合わせて5金で隠し通路を購入。

【第6ターン】

手札：

山札：

捨札：

隠し通路で2ドローし、同じく屋敷を山札の上に乗せる。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

家臣で山札の上の屋敷を捨てる。

プレイ：

手札：

山札：（なし）

捨札：

6金で金貨を買う。

【第7ターン】

手札：

山札：

隠し通路で2ドローし、屋敷を山札の底に置く。

プレイ：

手札：

山札：

再び隠し通路をプレイ。2ドローして、家臣を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

家臣をプレイし、それにより山札の上の家臣もプレイして、その次の屋敷を捨てる。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

9金で属州を買う。

【第8ターン】

手札：

山札：

捨札：

隠し通路で2ドロー。銅貨を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

4金で隠し通路を買う。

【第9ターン】

手札：

山札：

隠し通路をプレイして2ドロー。隠し通路を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

家臣をプレイし、山札の上の隠し通路をプレイして2ドロー。

プレイ：

手札：

山札：

属州を山札の底に置く。

プレイ：

手札：

山札：

隠し通路をプレイ。2ドローし、屋敷を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

家臣をプレイし、山札の上の屋敷を捨てる。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

8金で属州を買う。

【第10ターン】

手札：

山札：

捨札：

隠し通路をプレイし、2ドロー。金貨を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

3金で家臣を買う。

【第11ターン】

手札：

山札：

隠し通路をプレイして2ドローし、家臣を山札の上に置く。

プレイ：

手札：

山札：

家臣をプレイし、山札の上の家臣もプレイ。その次の銅貨を捨てる。

プレイ：

手札：

山札：

捨札：

8金で属州を買う。11ターンで3枚の属州購入に成功。

乗せて当てて、乗せて当てる

という感じで、隠し通路で手札のアクションカードを山札の上に置き、次に打つ家臣でそれに当てる、を繰り返します。理屈は#6 衛兵家臣と同じですが、手札から好きなアクションカードを山札の上に置くことでそれをプレイできるという点で異なります。

なお、手札に家臣がないとき、基本的に屋敷や属州などの「弱いカード」を山札の底に置くことで、リシャッフル時の手札をできるだけ弱くし、相対的に捨て札を強くしています。

ただし第10ターンのように、このターンで属州購入が望めないのであれば、金貨を山札の上に置くことで次のターンに期待するということもあります。

また、手札に家臣はあるけどもそれに当てるべきアクションカードがないときは、一か八かトップがアクションカードであることに賭けるか、あるいは手札の弱いカード山札の上に置き、家臣でそれを捨てさせて処理するのがいいでしょう。

なお、家臣と隠し通路はあればあるほどつながりやすくなるので、これらを効率的に獲得するための補助として、サプライに工房や鉄工所があれば初手で採用してもいいでしょう。

#37 絶対に真似しないでください

閲覧注意です

陰謀はアタックが強力だ、なんて声を聞きますが。

こういうデッキを作るとよくわかります。

手札：

山札：

いわゆる村鍛冶屋と同様に、村と拷問人を交互に打つことで1ドローと3ドローを繰り返すことで引き切りを成功させています。引き切りって強いですよね。

でも言いたいのはそんなことじゃなくて。

これをやられた相手にとっては、1ターンに拷問人を3回も4回を打たれたことになります。「手札を2枚捨てる」を3回行えばそのターンはパスとなり、「呪い1枚を手札に獲得する」を行えばデッキに呪いが急速に混ざっていきます。

あるいは1回目で「呪い獲得」、2回目でも「呪い獲得」として、3回目を打たれたときにその2枚の呪いを捨てることで手札は元に戻りますが、これは魔女を2回打たれたのと同じことです。

それでも呪いが枯れてしまえば拷問人は無力化するわけですが（「呪いを獲得」を選択すれば何も起きないため）、それまでに受けた呪いの分だけデッキは汚れ、その処理ができなければ勝負はついているでしょう。あるいは処理ができてもその手数の分だけ出遅れてしまうわけで。

このようなデッキが組めるサプライでオンラインの二人戦をプレイするとき、先に組めた方が事実上勝ちとなるため、遅れた方が投了し、まだ属州が1枚も買われていないうちに勝負が終わる、なんてことがよくあります。

以前に「ドミニオンは引き切りできたら勝ち」なんてことを書きましたが（#30 そもそもなぜ引き切りたいのか）、これもまた「できたら勝ち」のデッキと言えます。

そしてこれもまた、かの「ドミニオンレシピ」で最初に名前が付けられた戦術でした。その名も「拷問人ロック」。非常に強力で、やられてしまうとどうしようもなくなるこのデッキを組んでしまうと、対戦相手から嫌われてしまうかもしれませんが、勝負の世界というのは非情なもので。

浮気しない

拷問人ロックを作るには、拷問人の他、とにかくなんらかの村（村、貧民街、鉱山の村など）を多く入れることが目的となります。

対戦相手とデッキを早く作ることを競っている途中で、うまく村と拷問人がつながり、大幅にドローして6金や8金が出ることがありますが、これを金貨や属州の購入に充ててしまってはいけません。デッキができるまではすべて拷問人の購入に当てるべきです。

なんとかならんのか

大変強力なアタックの連打となるこのデッキ、一応対策方法も考えてみると・・

• 堀
• 仮面舞踏会（1枚まで）
• 改良（1枚まで）
• 交易場（2枚まで）
• 礼拝堂（4枚まで）

などが考えられます。

堀はもちろん完全ガードを可能としますが、それより下は1ターンに何枚までの呪いを受けられるかを表しています。特に交易場は、1枚だけでなくもう1枚欲しいな、と思う状況もあったり。

拷問人2回打ってくれないかな、と思ってしまう手札

#36 圧縮井戸その2 礼拝堂井戸

反省します

その昔、ドミニオン日本選手権で対戦相手が初手で願いの井戸を買ったのを見たとき、当時はなんで買うんだろうって思ってました。

願いの井戸は圧縮をすればするほど強くなり、また願いの井戸があればあるほど圧縮が進む、ということに気付いたのはそれからかなり後のことでした。

みんな大好き礼拝堂の登場

前回は執事を使った圧縮に願いの井戸を入れるデッキを紹介しましたが、今度は執事の代わりに礼拝堂で。

執事にはデッキの圧縮が終わったあと＋2金を出すという役割がありますが、礼拝堂は何もありません。

目標は、圧縮しつつ銀金金と買うこと。その途中で願いの井戸を買い足すこと。

すぐ薄くなる

それではやってみましょう。初手で礼拝堂-願いの井戸と買ってからの、第3ターンから。

【第3ターン】

手札：

山札：

礼拝堂で4枚廃棄。

続く第4ターンは願いの井戸で2ドローして、願いの井戸を買い足します。

これでデッキは、銅貨4枚・屋敷2枚・願いの井戸2枚・礼拝堂1枚です。

【第5ターン】

手札：

山札：

願いの井戸をプレイ。銅貨を引いて、残り3枚中2枚の銅貨を宣言しますが、外れてしまいます。

プレイ：

手札：

山札：

2枚目の願いの井戸をプレイ。屋敷を引いて、宣言は銅貨。これは確定なので当たります。

プレイ：

手札：

山札：

礼拝堂で屋敷2枚を廃棄し、3金で銀貨を買います。

【第6ターン】

手札：

山札：

願いの井戸をプレイ、願いの井戸を引いて、礼拝堂か銅貨のどちらかを宣言するんですが、実はここで外しても、2枚目の願いの井戸は2ドローできることが確定しているため、いずれにせよ引き切りできます。

引き切ったら、礼拝堂をプレイせず、6金で金貨を買います。

【第7ターン】

手札：

山札：

願いの井戸をプレイ。銅貨を引くと、残り3枚の内訳は銅貨・銀貨・願いの井戸とバラバラ。一応引き切りを狙って願いの井戸を宣言するも、外れます。

プレイ：

手札：

山札：

引き切れたら金貨を買えたんですが、仕方なく銅貨3枚を廃棄して願いの井戸を買い足します。

【第8ターン開始時のデッキ】

願いの井戸以外のカードが5枚以下なので、当てなくても引き切りは確実です。

とりあえず金貨を買います。

【第9ターン開始時のデッキ】

 

同じく引き切り。銅貨を廃棄して属州を買います。

【第10ターン開始時のデッキ】

 

属州を購入。

【第11ターン開始時のデッキ】

 

確定ではありませんが、ここでもだいたい引き切りできます。

同じく属州を買って、これで11ターン属州3枚となりました（！）。

願いの井戸はどの程度の働きなのか

#1 薄くて濃いデッキで書いたように、そもそも礼拝堂があればかなり早くなるわけですが、あちらは属州3枚まで12ターン前後。願いの井戸のおかげで1ターン加速できたと言えます。

11ターンで属州3枚という速度は相当早く、このように圧縮＋願いの井戸の強さを知らない人が知っている人と対戦したとき、ほぼ勝ち目はないでしょう。