廷臣 コスト5
アクション
手札を1枚公開する。公開したカードのカードタイプ(アクションやアタックなどのような表示)1つにつき、次のうち1つを選ぶ:
- +1アクション
- +1カードを購入
- +3金
- 金貨を1枚獲得する
複数選ぶ場合は、異なるものを選ばなければならない
選択肢のうち1つに「+3金」があり、少なくとも1つは選択できるのなら、最低でも3金は出せる、つまり金貨よりも強いと言えるんじゃないだろうか、という疑問です。
もし廷臣が金貨の上位互換であるなら、例え6金が出ても金貨でなく廷臣を買った方が得、ということになってしまいますが・・?
必ずしもそうでもないような気も
例えばこれは8金出るわけですが・・
手札:
この金貨2枚を廷臣2枚に置き換えると、8金出なくなってしまいます。
手札:
言うまでもないことですが、アクションカードはプレイするのにアクションが必要となるため、このように2枚以上のアクションカードを打ちたいときに違いが出てきます。
同様に、執事は+2金を出せるからと、銀貨より強いカードであると判断するのは誤りとなります。
手札:
手札:
極端な例ですが、後者は出せて2金までです。
じゃあアクション増えるなら?
同じ2金が出るアクションカードでも、これが何枚でもプレイできるカード、例えば祝祭だったらどうでしょう。
手札:
8金出る上にアクションは減るどころか増え、ついでに+購入まで得られるのなら。これは本当に銀貨の上位互換と言えるんじゃないでしょうか。
やっぱりそんなこともなくて
それでも銀貨に劣る点があるとすれば、デッキにターミナルドロー(アクション減って手札が増えるカード)があり、これをアクションを増やす前に打って引いたときですね。
手札:
山札:・・
この鍛冶屋は、打てば8金出ますが・・
手札:
山札:・・
これだと出ません。
そういうわけで、いつでもプレイできる財宝カードと、持っていてもプレイできないかもしれないアクションカードはそもそも性質の異なるものであり、どちらがどちらより強いなどと簡単に比べられるものではなく、どちらにもそれぞれの使い道がある、ということです。
デッキに多めに入れた廷臣は、デッキによっては強くもなりますが、何も考えずにただ多く入れればいいというものではありません。