そうなんです誤訳なんです
共謀者で「+1カード・+1アクション」を得るための条件、日本語版ではなぜか「3枚以上のアクションを使用している場合」と訳されていますが、これは誤訳であり、本来は「3回以上の~」となります。
3枚と3回の違いは、玉座の間で1枚のカードを2回プレイしたときに生じます。
プレイ:
ターンの開始時、手札から玉座の間と共謀者をプレイしたとき、
①玉座の間
②共謀者1回目
③共謀者2回目
と数え、共謀者の2回目のプレイはこのターンの「3回目のアクションカード」に当たるため、これは+1カード・+1アクションを得ることができます。
プレイ:
あるいは、このように玉座A+玉座B+共謀者Cとプレイした場合は、
①玉座の間A
②玉座の間B 1回目
③共謀者C 1回目
④共謀者C 2回目
⑤玉座の間B 2回目
と数え、2回プレイされる共謀者はすべて「3回目以降」に当たるため、共謀者Cを2回プレイした結果「+4金・+2カード・+2アクション」を得ます。もちろんその後、⑥以降に何らかのアクションカードを2回プレイ可能です。
「その前の2枚」に悩まなくても
共謀者で+1カード・+1アクションを得ようとするとき、まずそれより前にアクションの減らないアクションカードを2枚プレイする必要があって・・・と考えるとそれほど使い勝手がいいようには見えませんが、とりあえず手札に玉座の間と共謀者があればアクションカードのプレイは繋がっていくので、下のように、執事で圧縮し、玉座の間と共謀者を適当に入れただけのデッキでも十分回ります。
手札:
山札:
玉座の間+玉座の間+共謀者でまず2ドロー・2アクションを得て・・
プレイ:
手札:+
山札:
+玉座の間+共謀者で再び2ドロー・2アクション・・
プレイ:
手札:+
山札:
既に8金出ているため、執事を2回プレイし、それぞれを「手札を2枚廃棄する」にすることで銅貨3枚を廃棄しておくべきでしょう。
プレイ:
手札:(なし)
山札:
とりあえず適当に玉座の間と共謀者をたくさんいれておけばいい、くらいの感覚で作れるため難易度は低めのデッキです。
圧縮が進むと金量が出すぎるため、市場などの+購入が得られるカードがあるならそれも入れて16金出し、毎ターン属州2枚ずつ買うようなデッキを目指したいところですね。