村を打てればあんしんあんしん
前回の#63 圧縮寵臣にトッピング その1 アクションの減らないカードでは、圧縮寵臣デッキにアクションの減らないカード(共謀者・玉座の間・風車・待ち伏せ)を入れてみましたが、今回は+1アクションもないカード、いわゆるターミナルを入れることについて考えてみます。
とは言え、入れたところで打てばそれ以上アクションカードが打てなくなってしまうため、それ以降も続けたいなら先に村のような+2アクションを得るカードを打っておくべきです。村を打った数だけ、その後に打てるターミナルが増えます。
手札:
山札:
たとえばこんなデッキ。村→寵臣(4ドロー)と打ち・・
プレイ:
手札:+
山札:捨札:
金貸し→寵臣(4ドロー)。先に村を打っているおかげでこの順序で打てます。
プレイ:
手札:+
山札:捨札:
村→執事(+2金)→寵臣(4ドロー)で・・
プレイ:
手札:+
山札:(なし)
捨札:
執事(2金)でちょうど8金になります。
村でない村のようなもの
というように、できれば圧縮寵臣デッキにも村は足しておきたいんですが、村そのものがサプライになければ他のもので代用しておきたいです。ただしその代用品によって、打った時にドローする枚数は変わってきます。
カード名 | +アクション数 | ドローする枚数 |
村 | +2アクション | 1枚 |
祝祭 | +2アクション | 0枚 |
貧民街 | +2アクション |
成功時2枚 失敗時0枚 |
鉱山の村 | +2アクション | 1枚 |
外交官 | ほぼ+2アクション | 2枚 |
貴族 | +2アクション | 0枚 |
こうして見ると、村よりもドローできるのは成功時の貧民街か外交官のいずれかとなりますが、前者は手札にアクションカードがないことが条件となるため、2ドローできたはいいもののその2枚でアクションカードが引けなければそこで止まってしまいます。
一方外交官は2アクションと2ドローが得られるため、この中では最もいい働きをすると言えるでしょう。一応手札5枚の状態から打つと+2アクションが得られないという制約はありますが、寵臣でデッキを回している間の手札はたいてい4枚以下になるのでほぼ問題ありません。問題あるのはターンの開始時くらいですね。
手札:
山札:・・
こんなデッキで、まずは寵臣(2金)→寵臣(4ドロー)と打ち・・
プレイ:
手札:+
山札:・・
捨札:
外交官で2アクション・2ドローを得て・・
プレイ:
手札:+
山札:・・
捨札:
執事→寵臣(4ドロー)と打てばつながります。
その執事は2金でも、あるいは銅貨と屋敷の廃棄にでも。