ケース1 ただ打っただけの場合
手札：
山札：
・・
こういう手札から衛兵を打ち、銅貨を引き、属州と金貨を見たとします。
この2枚、戻すべきなのはどちらでしょうか。あるいは両方でしょうか。
プレイ：
手札：
＋
見る：
山札：
戻したカードは次のターンの手札になるため、属州は捨て、金貨は戻すべきでしょう。
ケース2 もう1枚引けるとき
手札：
山札：
一方、このように衛兵を2枚持っているなど、衛兵で見たカードを引ける場合はどうでしょう。
プレイ：
手札：
見る：
山札：
この金貨を引いて属州を買いたいのなら、もちろん属州は捨て、金貨を戻し・・
プレイ：
手札：
山札：
捨札：
2枚目の衛兵でこの金貨を引くことができます。ついでにその下の2枚も見た上で、弱ければ捨てたり廃棄したりも。
※なお、衛兵を2枚持っているときに限らず、玉座の間＋衛兵として衛兵を2回打つときでも理屈は同じです。
さて、ここまではいいとして。
ケース3 もう1枚引けるけど、もう十分なとき
手札：
山札：
ここから衛兵を打ち、金貨を引いて、属州と金貨を見たとき・・
プレイ：
手札：
見る：
山札：
ケース2のように、ついいつもの癖で、属州を捨てて金貨を戻してしまいそうになりますが、その後2枚目の衛兵を打ってその金貨を引くと11金に。打つ前から8金持っているため、この金貨は引く必要がないんですよね。
この金貨を次のターンの手札に残すためには、金貨だけ戻して2枚目の衛兵を打たないでおくか、あるいは属州が上になるように属州と金貨を戻し、2枚目の衛兵を打って属州を引くかのどちらかになりますが、その金貨の下にあるカードを見れる分だけ後者の方が得します。
プレイ：
手札：
＋
見る：
山札：
この見た2枚目のカードが弱いとき、捨てるなり廃棄するなりすることで、次のターンの手札をより強くすることができますね。
ケース4 山札を捨てることが確定しているとき
手札：
山札：
同じく衛兵を打ち、銀貨を引いて、属州と金貨を見たとき・・
プレイ：
手札：
見る：
山札：
ケース1のように、金貨は戻し、属州を捨てるべきでしょうか。
よく見ると手札には家臣があり、8金を出すためにこれを打つと山札を捨てることになります。このとき金貨が一番上にあるとそれを捨ててしまい、次のターンに残すことができません。
ここでは「家臣で捨てるため」のカードが必要になるため、それ用に属州も一緒に戻すべきでしょう。もちろん属州が上になる順序で。
