まずは簡易計算法から
「公領1枚につき1点」という価値を持つ公爵、ゲーム終了時の得点計算するときにちょっとめんどくさくありませんか。
このように公領5枚と公爵2枚を持っているとき、合計点は・・
公領3点×5枚=15点
公爵5点×2枚=10点
15+10=25点
となるわけですが、これを導くまでに掛け算2回と足し算1回をする必要があります。
実際のところ、公爵は公領1枚につき1点ですが、これを「公領1枚あたりの点数を1点アップさせる」と読み替えても同じなんですよね。
たとえば上の例では公爵を2枚持っているため、公領の点数は3点から5点にアップする、と考えると・・
公領5点×5枚=20点
と、掛け算1回で導くことができます。お試しください。
順序が逆ではありますが
という計算方法からもわかる通り、公爵3枚持っている人にとって、公領は1枚6点の価値になります。公領で6点取れるならわざわざ高い属州なんて買わなくていいわけです。
とは言え、実際のゲームで公爵3枚程度確保してから公領を買うという順番にする意味はありません。まずは公領から買い、これが枯れてから公爵を買えば結果は同じです。
一応、5金を出す回数に応じて、公領と公爵をどういうバランスで買うのが一番得かとう計算方法もあるにはあって、「公領の枚数 - 公爵の枚数」が2~4になればいい、というものではあるんですが。
例:5金の購入を5回するとき
15点
16点
15点
10点
7点
0点
例:5金の購入を6回するとき
18点
20点
20点
18点
14点
8点
0点
ただ実際には、早期の3山枯れの恐れがあるときでもない限り、公領を先に買えるだけ買った方が良くなります。相手も同じく公領と公爵を買うなら、相手より公領の枚数で優ることが重要だからです。
例えば二人戦で、自分が公領を5枚・相手が3枚買ったとしたら。以降自分が5金出すたびに公爵を買って+5点になりますが、相手は+3点にしかならず、その後点差はより開いていくでしょう。
つづく。