※先に以下の更新分をご参照ください。
村鍛冶屋、まとめ
これまで論じてきたように、基本第二版における村鍛冶屋での引き切りデッキとは、
- 村と鍛冶屋を多めに入れ、交互に打つようにして手札を増やす
- 増やした手札を地下貯蔵庫でチェンジして、さらに村と鍛冶屋を引く
というものであり(その1)、その村と鍛冶屋、地下貯蔵庫を多く入れるまでの効率アップのためには、工房や改築、あるいはその両方を入れるとよい(その2)。ということがわかりました。
また、完成後のデッキに山賊などの金貨獲得手段があれば、これで獲得した金貨を改築で属州に変えることで、1ターンに2枚以上の属州を獲得することも可能である(その3)ということもわかっています。
こうしたデッキを作るにあたり、初手で何を買うか、工房はいつ入れるのか、改築は何枚必要なのかなど、細かな手順は人によって意見の分かれるところでありますが、ともかくこの引き切りができない、あるいはやったことがないという方は、ぜひとも一度試してみていただきたく。
そして一度できたら、それにかかったターン数を数え、より早く完成させるための手数短縮の感覚を掴むためにも、何度か繰り返してみていただきたいと思います。
12年前の動画を見てみよう
ではここで、引き切りデッキの構築と、完成後の動きを動画でご覧ください。
参考教材は2009年に久遠寺さんがニコニコ動画に上げた、懐かしのBSWドミニオンでの実践から。
引き切りデッキ実践①:9:00-21:20
引き切りデッキ実践②:26:45-38:15
当時の基本第一版での「最初のゲーム」では、現在の商人の代わりに木こりというカードが入っていますが、いずれにせよ使わないので気にしないでください。
なおこちらでは、金貨獲得の役割を山賊でなく鉱山が担っています。序盤に入れることで何度も銅貨→銀貨→金貨とランクアップの機会が得られるため、終盤には十分な枚数の金貨を持っておけます。
そしてこちらは私事なんですが、すでに配布終了している懐かしのiOSでの非公認ドミニオンアプリで、同じく基本第一版の「最初のゲーム」にて12ターン属州8を達成したときのスクショがこちらになります(自慢です)。初手:改築-銀貨から、工房は入れずにブン回ったときの理想値が出たものです。